2008/11/26 Wed
おひさしぶりね。 日本電電広告(株)
おひさしぶりね。 日本電電広告(株)
わたしが藤沢教会に着任してから、このかた2年に一度くらい届くのが、この不正請求の通知です。
実は、2年前の2006年12月に同じものが届いていまして、過去の記録を見てみましたら、このサイトの記事としてありましたので、以下に紹介します。
http://mamiyac330.blog.drecom.jp/archive/367
【 封筒 いまどき手書きです。 】

【 中身 その1 】
通し番号か、「198」と手書きで書かれています。

【 中身 その2 】
もうひとつ入っているのが、このきちんと印刷された振込用紙。

【 中身 振込み用紙拡大 】

【 中身 振込用紙拡大 その2 】
前回、2006年に送ってきたときとの違いは、振り替え用紙に記載された通し番号が、以前は「227」だったのが、今年は「198」になっている点でしょうか。
前回と同じようにやっているのであれば、不況になって、30件くらい送り先が減ったのでしょうか。それとも、単に順番が変わったか…。

【 もうかるのか? 】
さて、今回は、「はたして、これがもうかるのか?」という事について、ちょっと書いてみます。
まあ、簡単な結論は「儲かるから、やっている。」ということですが、一体、どれくらいから採算が取れるのか、ちょっとそこらへんに興味もあったものですから、少し、シミュレートしてみます。
まず、具体的に、こういった封筒・振り替え用紙の印刷などにかかる費用は考慮しないことにします。
そこで、1通これを郵送するのにかかる費用を80円とします。
もし、相手が1通出して、今回の振り込み料金である14,400円をわたしが振り込めば、14,400円−80円=14,320円の利益ということになります。
もちろん、みんながみんな、これを受けとって支払うこともないでしょうから、受けとった人のうち、およそ10%の人がこれに支払ったことにします。
(他の人の情報では、金額が違うはなしも聞きますので、金額設定に何らかの基準があることが考えられます。)
例えば、1000通出したとして、その10%にあたる100人が14,400円を支払ったとすると、1000通を出すのにかかる費用は80円×1000通=80,000円
100人の人が14,400円を支払うと14,400円×100=1,440,000円。
収支差額は1,440,000円−80,000円=1,360,000円
10%だと高い(?)ので、1%の人が14,400円を支払ったとすると、上記と同様に1000通出した場合、費用は80,000円。
1000人の1%は10人ですから、14,400円×10人=144,000円
収支は144,000円−80,000円=64,000円の黒字
手書きなので、月間1000通出して64,000円の黒字ということであれば、一年で12倍して年収768,000円ということになります。(材料費などを無視して。)
ただ、これだと、そこまでしてやる必要性もないので、もうちょっと話を進めます。
さて、1000通出す場合の収支差額の均衡点は、80,000円/14,400円=5.6
つまり、1,000通出す場合5人が入金してくれるだけでは元が取れません。(実際には、振り替え用紙などを印刷しますのでもっと必要でしょうが…)
少なくとも1,000通出して6人は振り込んでくれないと、このシミュレーションでは利益が出ません。逆を言えば、この仕事をこの数年間続けているということは、それ以上の人が振り込んでいるということも意味しているかと思います。
つまり、1000人中の6人、0.6%以上の人が振り込んでくれないと利益がでない。また、1000人中の1%にあたる10人の人が振り込んでくれても、64,000円の利益しか出ない。
そうなると、実際これに振り込んでいる人は数パーセントくらいいるのではないかということが伺えます。
【 見方を変えて 】
さて、では、見方を変えて。ちなみに、この封筒からして、振込み用紙からして、いわゆる最近のパソコンを使ったハイテクなというよりも、限りなくローテクな印象を受けます。
つまり、色々と封筒や用紙がそろっているとしても、いちいち電話帳を切り抜いて、手書きで宛名を書いてと、結構、手作業によるところが多いわけです。
仮に、道具などがそろっていたとして、「1分間に2通作れるか」というところでしょうか。
例えば1分間に2通作成できたとして、1時間で120通作成できます。
朝9時から夕方5時まで勤務したとして、お昼休みに1時間を取ったとすると、120通/時×7時間=840通。
週休2日制として、月間生産量は840通×20日=1,680通/月
月間当たりの生産量が1,680通で、この内、2%の人が14,400円を振り込んできたとすると…。
1,680通×2%=33.6通
33.6×14,400円=483,840円
1,680通発送するのにかかる郵送費は1,680通×80円
=134,400円
月当たりの収支差額は483,840円−134,400円
=349,440円
月収349,440円ですから、12倍して4,193,280円
つまり、年収 4,193,280円
こうなってくると数字としてはすごく現実的な感じですね。これを10人くらいでやるとなると年収4千万円ですね。ただ、実際はこれ全部を人件費に当てるわけにもいきませんから、もっと収入がないと会社として機能しないかも知れません。その代わり、家内制手工業みたいな家族経営でやるとなるとすごく現実味を帯びてくるので、なにやら哀愁を覚えます。
まあ、実際は、それ以外の費用もあるかと思うので、こんなに単純な話ではないのですが…。
まあ、いわゆる「オレオレ詐欺」みたいなものに比べれば、非常に穏やかな分間違って振り込む人も多いかも知れません。金額が結構微妙なところも、「よく分からないから振り込んでしまえ」という意識に繋がりやすいかも知れません。
でも、結構ネットでは引っかかってくるので、それでも依然として行なわれているのは、当の本人たちがネットに疎い世代の方たちということでしょうか。
わたしが藤沢教会に着任してから、このかた2年に一度くらい届くのが、この不正請求の通知です。
実は、2年前の2006年12月に同じものが届いていまして、過去の記録を見てみましたら、このサイトの記事としてありましたので、以下に紹介します。
http://mamiyac330.blog.drecom.jp/archive/367
【 封筒 いまどき手書きです。 】

【 中身 その1 】
通し番号か、「198」と手書きで書かれています。

【 中身 その2 】
もうひとつ入っているのが、このきちんと印刷された振込用紙。

【 中身 振込み用紙拡大 】

【 中身 振込用紙拡大 その2 】
前回、2006年に送ってきたときとの違いは、振り替え用紙に記載された通し番号が、以前は「227」だったのが、今年は「198」になっている点でしょうか。
前回と同じようにやっているのであれば、不況になって、30件くらい送り先が減ったのでしょうか。それとも、単に順番が変わったか…。

【 もうかるのか? 】
さて、今回は、「はたして、これがもうかるのか?」という事について、ちょっと書いてみます。
まあ、簡単な結論は「儲かるから、やっている。」ということですが、一体、どれくらいから採算が取れるのか、ちょっとそこらへんに興味もあったものですから、少し、シミュレートしてみます。
まず、具体的に、こういった封筒・振り替え用紙の印刷などにかかる費用は考慮しないことにします。
そこで、1通これを郵送するのにかかる費用を80円とします。
もし、相手が1通出して、今回の振り込み料金である14,400円をわたしが振り込めば、14,400円−80円=14,320円の利益ということになります。
もちろん、みんながみんな、これを受けとって支払うこともないでしょうから、受けとった人のうち、およそ10%の人がこれに支払ったことにします。
(他の人の情報では、金額が違うはなしも聞きますので、金額設定に何らかの基準があることが考えられます。)
例えば、1000通出したとして、その10%にあたる100人が14,400円を支払ったとすると、1000通を出すのにかかる費用は80円×1000通=80,000円
100人の人が14,400円を支払うと14,400円×100=1,440,000円。
収支差額は1,440,000円−80,000円=1,360,000円
10%だと高い(?)ので、1%の人が14,400円を支払ったとすると、上記と同様に1000通出した場合、費用は80,000円。
1000人の1%は10人ですから、14,400円×10人=144,000円
収支は144,000円−80,000円=64,000円の黒字
手書きなので、月間1000通出して64,000円の黒字ということであれば、一年で12倍して年収768,000円ということになります。(材料費などを無視して。)
ただ、これだと、そこまでしてやる必要性もないので、もうちょっと話を進めます。
さて、1000通出す場合の収支差額の均衡点は、80,000円/14,400円=5.6
つまり、1,000通出す場合5人が入金してくれるだけでは元が取れません。(実際には、振り替え用紙などを印刷しますのでもっと必要でしょうが…)
少なくとも1,000通出して6人は振り込んでくれないと、このシミュレーションでは利益が出ません。逆を言えば、この仕事をこの数年間続けているということは、それ以上の人が振り込んでいるということも意味しているかと思います。
つまり、1000人中の6人、0.6%以上の人が振り込んでくれないと利益がでない。また、1000人中の1%にあたる10人の人が振り込んでくれても、64,000円の利益しか出ない。
そうなると、実際これに振り込んでいる人は数パーセントくらいいるのではないかということが伺えます。
【 見方を変えて 】
さて、では、見方を変えて。ちなみに、この封筒からして、振込み用紙からして、いわゆる最近のパソコンを使ったハイテクなというよりも、限りなくローテクな印象を受けます。
つまり、色々と封筒や用紙がそろっているとしても、いちいち電話帳を切り抜いて、手書きで宛名を書いてと、結構、手作業によるところが多いわけです。
仮に、道具などがそろっていたとして、「1分間に2通作れるか」というところでしょうか。
例えば1分間に2通作成できたとして、1時間で120通作成できます。
朝9時から夕方5時まで勤務したとして、お昼休みに1時間を取ったとすると、120通/時×7時間=840通。
週休2日制として、月間生産量は840通×20日=1,680通/月
月間当たりの生産量が1,680通で、この内、2%の人が14,400円を振り込んできたとすると…。
1,680通×2%=33.6通
33.6×14,400円=483,840円
1,680通発送するのにかかる郵送費は1,680通×80円
=134,400円
月当たりの収支差額は483,840円−134,400円
=349,440円
月収349,440円ですから、12倍して4,193,280円
つまり、年収 4,193,280円
こうなってくると数字としてはすごく現実的な感じですね。これを10人くらいでやるとなると年収4千万円ですね。ただ、実際はこれ全部を人件費に当てるわけにもいきませんから、もっと収入がないと会社として機能しないかも知れません。その代わり、家内制手工業みたいな家族経営でやるとなるとすごく現実味を帯びてくるので、なにやら哀愁を覚えます。
まあ、実際は、それ以外の費用もあるかと思うので、こんなに単純な話ではないのですが…。
まあ、いわゆる「オレオレ詐欺」みたいなものに比べれば、非常に穏やかな分間違って振り込む人も多いかも知れません。金額が結構微妙なところも、「よく分からないから振り込んでしまえ」という意識に繋がりやすいかも知れません。
でも、結構ネットでは引っかかってくるので、それでも依然として行なわれているのは、当の本人たちがネットに疎い世代の方たちということでしょうか。



